岩木山のめぐみ「嶽きみ」を求めて、青森ツーリング!

​秋の風が心地よい季節、皆さんはどんなツーリングを楽しんでいますか? 今回は、青森の雄大な自然を満喫できる、岩木山方面へのツーリングレポートをお届けします。

今回の旅の目的は、岩木山の麓でしか味わえない、幻のとうもろこし「嶽きみ」を手に入れること。岩木山神社からほど近い嶽(だけ)地区で栽培されている嶽きみは、その驚くべき甘さと、ぷちぷちとした食感が特徴で、「トウモロコシの王様」とも呼ばれています。

目次

いざ、青森へ!

​朝早く家を出て、東北道を北上。青森県に入ると、あたりは青々とした田んぼが広がり、遠くには岩木山のどっしりとした姿が見えてきます。愛車を走らせながら、風を切り裂くような爽快感と、全身に感じる自然の空気に、心も体もリフレッシュされていくのを感じます。

弘前市内を抜け、岩木山へと向かう県道3号線へ。少しずつ上り坂になり、カーブを曲がるたびに岩木山の存在感が増していきます。この道は、ツーリングライダーにも人気のルートで、すれ違うバイクと手を振り合うのもまた、この旅の楽しみの一つです。

念願の「嶽きみ」との出会い

みっちみちの実が美味しすぎるー!

いよいよ嶽地区に到着。岩木山神社の鳥居を過ぎたあたりから、道沿いに嶽きみの直売所が並び始めます。たくさんの車やバイクが路肩に停まっていて、人気の高さがうかがえます。私も安全な場所にバイクを停め、目当ての直売所へ向かいました。

​お店の軒先には、朝採れたばかりの新鮮な嶽きみが山積みにされています。生で売られているものもありますが、今回のお目当ては、お店の方がその場で茹でてくれる、ほかほかの「茹で嶽きみ」です。

​一口食べると、まるでフルーツのような甘さが口いっぱいに広がります。粒が一つひとつしっかりしていて、噛むたびにプチプチと弾ける食感がたまりません。この甘さの秘密は、昼夜の寒暖差が大きい岩木山の気候にあるそうです。昼間に太陽の光をたっぷり浴びて育ち、夜に冷え込むことで、糖分をしっかりと蓄えるのだとか。

地元グルメと絶景を楽しむ

嶽きみ以外にも、周辺には魅力的なグルメがたくさんあります。道の駅直売所では、岩木山で採れた新鮮な野菜や、りんごを使ったお菓子なども売られていて、お土産選びにも困りません。

​お腹も満たされたところで、さらに岩木山を上ってみることにしました。岩木山スカイラインを上っていくと、眼下には津軽平野が広がり、遠くには日本海も望めます。この時期の津軽は、稲穂が黄金色に輝き、まるで絨毯のように美しい光景を作り出しています。

バイクを降りて、岩木山の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みます。風の音、鳥の声、そして岩木山の圧倒的な存在感。日々の喧騒から離れて、自分だけの時間を過ごす。これこそが、ツーリングの醍醐味ですよね。

旅の終わりに

心もお腹も満たされた青森ツーリング。帰り道は、行きとは違う道を選んで、津軽ののどかな風景を楽しみながらゆっくりと走りました。
今回のツーリングは、美味しい嶽きみに出会えただけでなく、岩木山の雄大な自然を肌で感じ、心からリフレッシュすることができました。青森は、四季折々の美しい景色と、美味しいものがたくさん詰まった場所です。
ぜひ皆さんも、秋のツーリングの目的地に、青森の岩木山を選んでみてはいかがでしょうか? 次は、りんごの収穫時期に、またこの地を訪れてみたいと思います。

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